アンチエイリアスについて



ドット絵の基本の技術の一つである
「アンチエイリアス」について自己流で解説します。

まずはこのクローバーのマークを見てください。



ただ黒で塗っただけのものです。

なんだか汚いというかギザギザに見えるはずです。


これはドット1つ1つが正方形で出来ているので、
曲線を描こうとしたらどうしてもなるそうです。

この汚い部分を綺麗にするために使うのが
今回紹介する「アンチエイリアス」です。
アンチと略されたりジャギ取りと言われたりもします。

アンチエイリアスを使った画像がこれです。



何もいじっていない画像よりは格段によくなっていると思います。
拡大するとこんな感じです




黒と白の間に中間色の灰色を入れることにより
ギザギザに見える部分をぼやかし、なめらかにしています。

これが「アンチエイリアス」とよばれる技術です。
自分のはまだまだ不完全かもしれませんが、
十分参考にはなると思います。

先ほども言ったように、ギザギザに見えるのは曲線の部分なので、
直線の部分にはアンチエイリアスをかける必要は有りません。

さらに手を加えるとこんな感じになります。
使う色を細かくして元から有った部分にも手を加えたものです。



拡大したら分かりやすいです。
ここまでする必要はあまり無いと思いますが、
やってみても良いと思います。


次は背景が青で文字が赤のものに
アンチエイリアスをかけてみます。





やはりギザギザしていますね。
これにアンチエイリアスをかけます。

アンチエイリアスは中間色でかけるので、
青と赤の中間色の紫を使います。



アンチエイリアスをかけるとこうなります。
背景の明るさなども考慮して塗ると良いです。

拡大するとこんな感じです。






さらに手を加えたらこんな感じです。




この画像はアンチを強くかけたのでぼやけ気味に見えるはずです。


…と、まぁこんな感じです。
もっと詳しく説明してくれているサイトも有るので、
色々なサイトのものを参考にすると良いです。


アンチエイリアスは、接触する色が分からないと使えないので、
WWAで使うなら武器や盾の中に模様を入れた場合や、
背景画像を描く時や、システム画像を描く時に使うと思います。

さらに、アンチを強くかけることによってぼやけた感じにする事も出来ます。


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